小林賢太郎が芸能界を引退した。
私は小林賢太郎を好きにならないように、見ないようにして十年以上過ごしてきている。なので、引退しようがしまいが、見ないので関係ない。
だが、これも節目。私の中の小林賢太郎への想いを書き出してみたいと思う。
私は小林賢太郎の見た目が好きだ。コントも好きだし、雰囲気も好きだし、よくわからないけれど才能的なものもかっこいいと思う。
でも、なぜか悔しいので好きにならないようにしていた。感情としては、見ると「あーはいはい、こんなもんみんな好きですわ」って思って腹が立つ感じ。
実際にちゃんと見たら、好きじゃないのかもしれないけど見ないようにしていたので良くわからない。普通にテレビでお笑いコンビとしてコントをやっていた時は見ていた(爆笑オンエアバトルとか)。舞台中心でお洒落な感じになってからは全然見ていない。
これは、羨望だろうか?
「私は私の好きなものを自分で選ぶ、お前の自由にさせてたまるか!」的な思考回路で好きにならないようにしていた。見たら好きになってしまうと思い見ないようにしていた。
実は、星野源に対しても同じ現象を起こしている。
自己プロデュース力の高い、才能豊かな見た目の良い男性に対して、かっこいいとか素敵とかそのような感情が湧くと「いや負けねー認めん」という謎の抵抗が発生する。
全く意味のない謎の抵抗。
嫉みなのかな。なにかを羨んでんのかな? 全部を羨んでるのかな?
自己プロデュース力の高さの部分にポイントがある気がしてる。
だって、他の才能豊かな見た目の良い素敵な男性に対して悔しい気持ちは発生しない。
小林賢太郎と星野源に共通する点。それは自己プロデュース力の高さではないだろうか。わかんないけど。
そこに悔しさを感じるってことは、その力を私も手に入れたいと思っているのかもしれない。
終わり