映画「勝手にふるえてろ」を観た

色々と感想を読んでネタバレも読んでから観た。観るのがきついと聞いていたが、その通りだった。

思ったより、イチではなくがっつりニとのラブストーリーだったという感想。

接点のある人をあまり素敵ではなく、嫌なところ気持ち悪いところがあるけれど悪い人ではないんだろうなと感じられるように描いていて、現実もこういうところがあるのですんなりと感情移入してしまうのかもしれない。若干顔を歪めて観た。

とは言え、主人公は表情豊かで動きも大きく、歌を歌ったりもするし、部屋もポップで暗さがないし、隣人や主人公が心の中で話しかける相手はカラフルで表情が明るいし、インパクトのある場所やきれいな景色の中で撮影されている場面が多いので、じめっとせず画面が地味にならず、明るい映画になっている。

これ、主人公の部屋が汚くて暗くて、楽しくなさそうに道を歩いて、隣人たちはが無言無表情で、景色がパッとしていなかったら、観ていられなかったかもしれない。

バランスをとっているのかな。画面が明るい表情が明るいって救い。

主人公は私だ、ってなる人がいるようだけど、それは思い出を引っ張り出してきて言ってるのかな。どういうところに自分を重ねているのだろうか。

 

主人公はすごい好きなイチとは同じ土俵に立てない。すごい好きだから恋愛ができない。あのベランダで、名前を言ってこれから恋愛をはじめることもできたように思うけど、想いが大きすぎて想いのつり合いの取れてなさに悲しくなってしまって、退いて帰るという。諦めちゃう。向かって行けない。

好きじゃないからニには好きなことを言える。ニは全然好きな相手じゃないから弱った時に電話できる部屋に呼べる。向き合える。

相手のいる恋愛と一方的な好意との違いを描くお話って、主人公が一方的な好意の相手とのやり取りの中で気づきを得ていくというのが多いように思う。この映画は、その一方的な好意が大きいと(もしくは自分に自信がないと?)、そもそも相手とちゃんとやり取りできないよねっていうところを描いているのが面白いのかもしれない。

よくわからんけども。

 

 

3行あらすじ

後で書く

 

面白かった点、良かった点

・ニの古い価値観を感じる気持ち悪さ、でも善良、すぐ調子にのる気持ち悪さ、見栄をはるしょうもなさ、がっかり感。

・主人公が、死ねないところ。結構毎日楽しそうなところ。トークが上手。

・周りの人の相槌が素敵

・宅配便が届いた時の、主人公の動き。扉を少しだけしか開けず笑顔を見せず、配達の人へさっさと帰れオーラを出すところの、演技の上手さ。

 

気になるというか面白く思った点

・昼休みの女子休憩室で、毎日時間になると電灯を消してみんな横になるところ