淡々と

ストレスをためない

ROM専が二次創作をしてみた感想

 二次創作同人活動の話です。

ROM専だったのですが、自分でも短い小説を書いて小説投稿SNSに投稿してみました。その感想です。

 

ずっと同人作家の方たちが「書く(描く)の楽しい」と言って作品を量産しているのを、楽しそうでいいな~と憧れの目で見ていました。

「楽しそうだけれど、自分は絵を描くのも文章を書くのも苦手だから自分が生産する側にまわるのは無理だわ。きっとそういうのが上手で得意な人じゃないとできないわ」的な考えだったのですが、30を過ぎて「死ぬまでにやりたいと思うことはやった方が良い」という考えにシフトしてきたので、一念発起し自分も書いてみました。

結果、そんなに楽しくありませんでした。みんな楽しいって言ってたから、楽しいかと思ったら!そうでもない!なんでー?

私も楽しく同人活動したい!

ということで、なぜそんなに楽しく感じなかったのか考えていきたいと思います。

まず、二次創作楽しい派の皆さんが楽しいうれしいと感じていそうな点を列挙してみます。

  1. 自分が書いた分だけ推しカプの作品が増えるのがうれしい
  2. 推しカプの妄想をするのが楽しい
  3. 書くのが楽しい
  4. 自分が書いた文章で萌えることができて楽しい
  5. 他の人に読んでもらえるのがうれしい
  6. 感想などをもらえるのがうれしい

 

一つずつ自分はどうだったか検討します。

「1.自分が書いた分だけ推しカプの作品が増えるのがうれしい」 △

自分が書けば1作品増える。それをうれしいと思うか否か。

人気のあるカップリングの時は、1作品増えても、何千分の1、何百分の1という微々たるものなので、うれしいという気持ちは湧かなかったです。

マイナーなカップリングの時は、作品が増えてうれしいと思うどころか、自分の作品しか増えないことに虚しさを感じてしまいました。推しカプでタグ検索した時に、新着順にすると上の方が自分の作品だけという悲しさ。自分の作品が増えたって意味なくない?

自分の作品が呼び水になり、他の方が書かれる推しカプ作品が増えたなら話は違ったと思います。自分が書いたことにより、他の方の書かれる推しカプ作品が増えたら絶対にうれしい。猛烈にうれしいと思う。

私の実力不足のため、うれしいに辿り着けませんでした。

「2.推しカプの妄想をするのが楽しい」 ✕

二人のこと考えるのは確かに楽しいです。でも、小説を書かなくても妄想はできるので、これは創作の楽しい点ではないと考えます。

 「3.書くのが楽しい」 ✕

何が楽しいのかわからなかったです。どういう?どの部分?楽しい人に詳しく教えて欲しいです。

「4.自分が書いた文章に萌えることができる」 ✕

できなかった。萌えないです。拙さに凹むのであまり読み返したくない気持ちです。

「5.他の人に読んでもらえるのがうれしい」 〇

たしかに。実際に読んでもらえてるかどうかはわかりませんが、閲覧数が増えるとうれしさを感じました。推しカプのことを好きな人が読んでくれていると思うので、あなたもこの二人のこと好きなのー?いいよねーという気持ちになり、うれしかったです。

「6.感想などをもらえるのがうれしい」 〇

一度だけコメントをもらえたとき飛び上がるほどうれしかったです。あれは奇跡だったんだと思います。とても優しい人が何らかの理由により気が向いてコメントをしてくれたんだと思います。ありがたいことでした。一度きりの奇跡。それを体験できて本当に良かったです。

 

改めて書き出してみると、うれしいと思えた点があります。それなのになぜ最終的に楽しいという感想にならなかったのか。苦しい辛いつまらないと思う気持ちが、楽しいと思う気持ちを上回ってしまったからかもしれません。

次に、楽しくないと思った理由を挙げてみます。

  1. 書くのが難しい
  2. 思いつかない
  3. 全然書けない
  4. まとめることができない(今も)
  5. 自分の文章に満足いかない

はい、これです。これが理由です。

以下、言ってもしかたのないことを言って嘆きます。

まず、本当に全然書けない。知ってた。私文章書くの苦手だからこれ知ってた。子供の頃から作文大嫌いだったもの。書きたいことを思いつきもしない。机の前に座って、どうしたらいいか途方に暮れることのどこに楽しさを見いだせば良いのか。

思いつくままに好きなように書けば良いと言われても困ってしまう。小説の書き方的な本を読んでみても、その通りに行おうとがんじがらめになり落ち込んでいくだけ。

結末を決めてから書き出せと言われても、何も思いつかないんですけど!試行錯誤してやっと、この内容で書いてみようと書き始めることができても場面と場面をどう繋いだらよいかわからない。必要ない描写は省けって言われても、必要とは?これ全部必要ない可能性ない?何をどうしたらいいのかわからない。

どうやって終わればいいんだよ!結末ってどうすればいいんだよ!みんなまじですごいな。能力者なんだろうな。

これが言いたかった。この気持ちを吐き出したくてこのブログ書き始めました。

書くのに楽しさを感じたいです。

楽しくないならやめて、ROM専に戻れば良いだけではないの。他の楽しいことすれば良いじゃない。というご意見、ごもっともです。私もそう思います。でもね、何か悔しくなってきちゃって。

私の基礎「文章を書く能力」が低いせいで、楽しさを感じるところまで到達できていないんじゃないかと思うんですよね。基礎体力みたいなやつ。

訓練をすれば、さらさらっと思いのままに(現時点では何も思いついてない訳ですが)文章を書くことができて、その思いのまま具合に楽しさを感じられるのかもしれない。

わかんないけど。

そんなこんなで、もうすこし頑張ってみたいなぁと思っています。今ここで頑張る宣言をしないと、フェイドアウトしちゃいそうなモチベーションです。とりあえず今書きかけのやつを何とか終わらせたいです。

本当にどうやったら終われるの。

このブログも終わり方がわからないです。これ終わっていいの?もう終わっていいでしょうか。

終わります。