小説の最後の一行

考えても出てこないので、家にある小説の最後の一行を参考にする。

えい子は穏やかな表情で時子の全著作が収められている本棚のガラス戸を開くと、時子のデビュー作である『蛇と虹』を取り出した。(木曜組曲
僕は対抗レフラー球を多重同時展開。紅蓮の論理が僕らを包み、トルネドの一部を焼却していく。僕たちの認識と真理をめぐる思索の中で、また一つ、ささやかな選考が発火して、そして永久に沈黙する。(Boy's Surface
独りでは、そう永くは保たないだろうね。(Goldberg Invariant
僕はこうして彼女を愛しているのだし、そしてそれで充分なことだと僕は思う。(Your Heads Only
けれど、ここ以外の場所は静かだろうな、と思うと、すこし気持ちがやわらいだ。(虐殺器官
そして私は活動写真の看板画が奇体な趣きで街を彩っている京極を下って行った。(檸檬
今、わたしは目を開く。万物の渦巻くロンドンの雑踏へと、足を踏み出す。(屍者の帝国
赤のピックアップトラックは、地面に再び着地し、車体をずしんと揺らした。再びタイヤが地面をつかむと、速度を増し、走る。(浜田青年ホントスカ)

最近読んでなかった本をちょっと読んだら、主人公が理不尽な目に合う系の描写がしんどくて、昔の私はこれを面白く読めたのか元気があったんだなと思った。伊坂幸太郎が結構好きだったんだけど、今はあまり読めない。

「よし、そいじゃしっかりつかまってろよ」とゼイフォード。「軽く腹ごしらえとしゃれこもうぜ。行き先は“宇宙の果てのレストラン“だ」(銀河ヒッチハイク・ガイド) 

 笠の内で、しばらく口ごもっていた藤枝梅安が、とってつけたように、

「彦さん。この先の芋川のうどんは、ちょいとうまいのだよ」

と、いった。(殺しの四人)

「何にせよ、私たちが佐川久馬にしてやれたのは、あれだけのことさ。それから先は、私たちが立ち入っても仕方がない世界だ。後のことは知らない、知らない」(後は知らない)

無表情な看護婦の顔に、悪戯っぽい笑顔が透けて見えたような気がした。(寝ていてください)
ジーヴズ」僕は言った。「いつものことだが、おまえが正しい。切符を予約しろ」(ジーヴズとグロソップ一家)

ここには書かなかったけど、セリフで終わっているものも多い。

これらを参考に、、何も思いつかない、、、